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KPress2022年第1号

素敵な企業連携

私は初当選以来、一貫して中小企業支援を政策の柱の一つとして活動してきました。
そして、中小企業が発展する鍵は連携にあるのではそんな思いを強くしています。
大企業には資本や人材がありますが、中小企業にはこれらが限られます。
この、限られた資源を補い合うのが連携。
今回は、素敵な企業連携の一例をご紹介します。

まずは千種グリルです。産直イタリアン酒場 千種グリルは、地下鉄千種駅1番出口から北へ徒歩30秒。
しかしこの2年余りのコロナ禍で、大変厳しい経営を迫られていました。
かたや(株)好生館プロジェクト。現役の大学生が起業したこの会社は、若者ならではの目線で社会に斬新なサービスを提供しています。
この両者が連携すると果たしてどうなるか?千種グリルでは、空きスペースを有効活用したいと考えていました。
(株)好生館プロジェクトでは、テレワークが普及する中で、必ずしも自宅にその環境が整っていない方も少なくない現状をなんとかしたいと考えていました。
ここで両者の思いが重ね合い、千種グリルに素晴らしいテレワーク空間が丹生したのです‼
ご興味のある方は(株)好生館プロジェクト
TEL:052-211-8152 までお問合せください。

誰が来てもよい場所

千種区千種、古井ノ坂交差点近くにあるのが、「Cafeスマイル」。
このお店では、不登校や引きこもり経験者が働いています。
何故、どのような思いでこのお店を創ったのか?
私もランチがてらお店に伺い、店長の廣瀬のり子さんに話を伺ってみました。

廣瀬さんご自身も、高校時代にひきこもりになっていたそうで、カウンセラーを目指して大学に進むも中退。
昼夜が逆転する生活を続けていたときに、「バーテンダーは酒場のカウンセラー」との言葉に惹かれてこの道に進んだそうです。
約20年 バーテンダーを続けたのち、Cafe スマイルを立ち上げました。
そしてこのお店で、「不登校やひきこもりの方の力になりたい」という長年の思いを形にしていくことになります。
お店では、不登校やひきこもりの方が自由に出入りしています。
いつ来ても良い。いつ帰っても良い。仕事を手伝っても良い。漫画を読んでいても良い。
「いついつ、なになに、と決めると辛くなるから、そんなことは一切不要で本人たちにお任せしています」こんな廣瀬さんの優しい眼差しが大変印象的でした。
もちろん、ランチでいただいたカレーオムライスも大変美味!
皆さんも是非訪ねてみてください。
Cafe スマイル千種区千種2-10-15
TEL:052-439-6579

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